電柱詩人 on Hatena_Blog 

たとえ人が私を見て 「醜い」と眉を顰めたとしても 私はそこに立ち続ける

歌う


硬く
冷たく
鋭く
高く
その身を震わせ
小さく
強く


済んだ声音の
その大元は


溶けて
たぎった
暗闇
深く
その身を横たえ
広く
はかなく


遠い昔に
置いてきて
とうに忘れた
涙の熱さ


photo by 賑町笑劇場>レーザーワンド

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