電柱詩人 on Hatena_Blog 

たとえ人が私を見て 「醜い」と眉を顰めたとしても 私はそこに立ち続ける

揺れる


あちらからもこちらからも責め立てられて
あちらにもこちらにも言い訳をして
確かにそこにあっるものがとても信じられず
確かにそこに見えるものをどうしても否定したい
それでも地面はここにあって
空はあそこにあって
この指先には誰かがいて
誰かの視線の先には私がいる


photo by 賑町笑劇場>手ぶれ有り 薄暮の中の電柱