電柱詩人 on Hatena_Blog 

たとえ人が私を見て 「醜い」と眉を顰めたとしても 私はそこに立ち続ける

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならをしよう

ああ 今日はもうおしまい 二度と無い今日に 永遠のお別れをしよう そうしたら振り向いて 二度と無い明日に 挨拶をしよう photo by 賑町笑劇場>夕焼け 電柱詩人にご投票頂ける場合は↓こちらのバナーから投票フォームへ

明日は晴れるか、雨降りか

違うということを知っているから 同じにはなれない 違うということを知っているまま 同じ場所にいたい photo by 賑町笑劇場>薄墨の雲、暗い茜の残照 電柱詩人にご投票頂ける場合は↓こちらのバナーから投票フォームへ

十柱戯

あの 天指して立っている この場所の象徴の 真下に広がる屋根が 泣き出しそうな空から 守ってくれているのだと 知ることもなく 頭上を塞ぐ天井を だだ恨めしげに 睨みつけている photo by 賑町笑劇場>ボウリング場の裏まで来い。 電柱詩人にご投票頂ける場…

歌う

硬く 冷たく 鋭く 高く その身を震わせ 小さく 強く 済んだ声音の その大元は 溶けて たぎった 暗闇 深く その身を横たえ 広く はかなく 遠い昔に 置いてきて とうに忘れた 涙の熱さ photo by 賑町笑劇場>レーザーワンド電柱詩人にご投票頂ける場合は↓こち…

地獄の釜の蓋もあく

さあ踊ろう この日ばかりは なにもかにも忘れて 仕事も学校も 任務も指命も つらいも悲しいも 嬉しいも楽しいも 全部忘れてしまえばいい さあ踊れ この日ぐらいは 電柱詩人にご投票頂ける場合は↓こちらのバナーから投票フォームへ

だから手を伸ばす。

その空はあまりにも高くて 僕の手は何も捕まえられない その空はあまりにも高くて 僕の言葉はどこにも届かない その空はあまりにも高くて 僕の体はここに立つことができない photo by 賑町笑劇場>金網初出「その空はあまりにも高くて」2006年09月01日電柱詩…

たどり着けるか解らない

麓からみたその頂は 目もくらむほどの高みにあって どこまでもどこまでも 先は見えず 振り返れば 来た道は短く 振り仰げば 頂は手が届きそう 登り詰めたその先にも まだ道があると 誰かの声が言った 小さな山に 今日もしがみつく photo by 賑町笑劇場>遊具 …

人はそれを言い訳と呼ぶかもしれない

しっかりと 現実を掴み締め 今は行けない あの空を見ている photo by 賑町笑劇場>電柱の上

遠い火

夢を見ているそう思って眼を閉じた 瞼の裏の 血潮が見えた 眼を開くと 宵闇に抱かれていた 閉ざそうとした瞼の薄い隙間に 消え残った星が一つ 確かにそこにあった

アルファポリス 第10回アート大賞にエントリーしております。

年に一度の恒例行事、 アルファポリスさん主催の「第10回アート大賞」に、 このブログと、 ブログのネタ(写真配布)元である 賑町笑劇場とでエントリーいたしました。 開催期間は1ヶ月間。 開催期間中は読者投票、アクセス数などにより、ポイントが集計され…