電柱詩人 on Hatena_Blog 

たとえ人が私を見て 「醜い」と眉を顰めたとしても 私はそこに立ち続ける

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

陽は落ちる

今日は終わらない 今夜が始まるだけ 惜しむな 悲しむな 目を開けられないなら 瞼を固く閉じろ 走るのが嫌なら 大地を踏みしめろ 赤々と燃える向こう側は 次の始まりphoto by 賑町笑劇場>夕日初出「その空はあまりにも高くて」2006年10月26日

狐の独り言

手の届かないところにある君を 胸の奥底で味わった。 紫の珠の一粒は 目がしょぼしょぼするほど渋かった。彼女は 僕になるのを嫌っている。 紫の珠の二粒は 頭がくらくらするほど甘かった。彼女は 僕になるのを喜んでいる。 紫の珠の三粒は 心がちくちくする…

まあね。

転んだことは仕方がない 誰だってつまずくことがあるよ それに 独りで倒れて起き上がれなくなるよりは こけた現場で笑った奴の その手を貸してもらってでも もう一度立ち上がる方が ずっと良いんだ 痛いって泣き言を聞いてくれる人がいるっていうことは それ…