電柱詩人 on Hatena_Blog 

たとえ人が私を見て 「醜い」と眉を顰めたとしても 私はそこに立ち続ける

2014-03-05から1日間の記事一覧

狐の独り言

手の届かないところにある君を 胸の奥底で味わった。 紫の珠の一粒は 目がしょぼしょぼするほど渋かった。彼女は 僕になるのを嫌っている。 紫の珠の二粒は 頭がくらくらするほど甘かった。彼女は 僕になるのを喜んでいる。 紫の珠の三粒は 心がちくちくする…